「ハラキリ女」の岩茶です。引っ越しました。ハラキリ&ガンとの闘病もすっかり昔話。日々楽しく、のびやかに。
![]() ドイツ南部「黒い森」に住んでいるおじさんは、前日のイタリア-ウクライナ戦をみた帰りだという。 チケットを取るのがとても難しく、たった2試合しか見られなかった、と嘆いていた。 そうなると、当然話題はサッカーのことになる。 ところがこのおじさん、単なるサッカー好きでなく、元ディフェンダーで、三部リーグのコーチだというのだ。 ドイツ絶好調だったので、ドイツが優勝するのでは、と話した。 たいていのドイツ人はそれで満足し、喜んでくれるのだが、おじさんはひと味違う。 「優勝、するかもね。確かに試合毎に、よくはなっているよ」 とても冷静な分析で驚いた。 おじさんは「フランスはとてもいいチームだ」と言っていた。ディフェンスがとてもバランスがとれているというのだ。その日はちょうどフランス-ブラジル戦の日。誰もがブラジル優勢と思っていたのに、おじさんはフランスだというのだ。そのカギがディフェンスだと。 がぜん話は戦術的になる。 おじさんは新聞のフォーメーション予想図を示しながら話をする。 私には理解不能だ。幸い、途中でオージーのグループが乗り込んできた。なんと彼らはサッカーチームで、おじさんと英語で戦術的な話をするにはうってつけだ。結局、オージーサッカーチームの夏の合宿地?をおじさんが紹介する話などで盛り上がっていた。 結局、フランスがブラジルを破ったとき、「あのおじさんの目は正しかった」と感心した。 そして、たまたまだったかもしれないけど、浮かれることなく、確かな目を持っている人が普通にいるんだよなあ。と思った。 スタオ君の現地報告によると、イタリアに負けたとたん、何事もなかったかのようにドイツは静かになったそうだ。にわかサポはどこでもいて、どこでも急速におとなしくなるもんなのかな。 おじさんは浮かれることなく、冷静に決勝戦を見るんだろう。 写真はアルゼンチンに勝って浮かれるドイツ人・ブレーメンにて。こんな日々も終わってしまいます。 (読んだらぽちっと!↓) ![]() ![]() 人気blogランキングへ スポンサーサイト
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