「ハラキリ女」の岩茶です。引っ越しました。ハラキリ&ガンとの闘病もすっかり昔話。日々楽しく、のびやかに。
原稿の仕事が一段落したので午後、まずはいつもの病院へ。
最近、椅子に座るときなどに感じる「尾てい骨の鈍い痛み」が気になっていたのだ。診察は説明を丁寧にしてくれるふるぶー先生だった。 先生に聞いてみると、先月撮ったCTや腫瘍マーカー、尿検査とも異状なしということだったけど、骨についてはCTでは完全にわからないので、骨盤のX線検査をした。 「どこも問題なし」 ほっとしたけど、このいやな感じは何が原因なのだろう?今後も続いたり、ひどくなるようならMRIをしましょう、ということになった。 「ところでサッカー見てますか?」 さすが、覚えられている。 「はい、6月にドイツ行くつもりなんです」 「いーな~。もうチケットあるんですか?い~な~私の分まで応援してきてください」 スペインの?と思ったけど面倒なので、 「はい」と言っておいた。 形成外科ではいつもの優しい先生。 経過がいいようので、今日はあの強烈なステロイド注射は免れた。先生の話では、リザベンとテープでもう少しよくなるだろう、とのこと。この治療は終わりがないので、自分がいいと思ったときがそのときなんだとか。 うえ、まだ全然いいとは思えない。 終わっていつもの美容院へ。 前に行ったとき、いつも指名している人がお休みで、違う人にやってもらったんだけど、イマイチ気に入らなかった。 だから、今日は大丈夫ね、と思っていたんだが。 その人は3月一杯で美容師をやめて、ブライダルのメイクアップアーティストに転身するんだそうだ。 ええ? 実は、美容院で「一般的な世間話」を話すのが苦手な私。何回も通ってようやく、彼女に慣れてきたというのに。 新たな挑戦には拍手を送りたいが、こちらはまた一から関係を築かないといけないのかよ~ 「よかったら○○(前に代わってやってもらった人)を指名してくださいね。彼、サッカー詳しいから、話も合うだろうし」 うーむ。微妙な選択を迫られたな~。 できればウォシュレットがある美容院で、サッカーの話ができそうな美容師、探さなきゃ。 スポンサーサイト
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メールをいただいた。
ご存じのように、私はこのブログのタイトルにも、ミクシィのコミュニティにも「ハラキリ女」を使っている。 帝王切開をされたというその方は「ハラキリ女」という名前を見て、心臓が凍ったのだという。(中味は非公開なので見られません) 「ハラキリ女は帝王切開して出産した女性への、差別用語のように使っている人が一部にいます。その点を知っておいてほしい。そのことをほんのすこし配慮してほしい」 主旨は、(ミスリードしていなければ)そんな感じ。 もちろん、一連の名前を変えろとか、配慮のないとんでもないヤローだ、とかいうお叱りのメールではなかった。だけど、どんと落ち込んだのも事実。 やっぱり微妙なニュアンスが伝わらない言葉だけの限界、インターネットの世界の難しさ。意外と小心者ちゃんなので、これで実は知らないうちに帝王切開した人を敵に回しちゃっているのかもしれない、とも思えてきた。 確かに「ハラキリ女」はちょっとびくっとしてしまうような、インパクトがある。たまたま開腹手術をした友人との会話から出てきた言葉だけど、私はこれだ、と思った。 この名称にすることで、広くいろんな立場からハラキリした人に呼びかけられるし、端的に「みんなで状況を受け止め、悩みを語り合おう。前向きに生きていこう」みたいなノリを表現できると思ったのだ。 おかげで病気別のコミュニティにはないひろがりがでてきた。 一部の理解のない人たちが蔑称として「ハラキリ女」を使うのなら、そんな負のイメージより、「ハラキリ女」といえばこちらの明るいノリがイメージしてもらえるように、がんばろうじゃないの。 そう思う。 だけど、この言葉で、とくに帝王切開された方がひどく傷ついたなら申し訳ありませんです。 |
なんでもキリのいい番号というのは気持ちいい。
新年早々300件に行ったよ、とここでも報告したけど、ついに、500件。 (なんの話?というそこのあなた、それは「全国ウォシュレット・データベース」のことざんす) あまりにも遠い数字だったけど、最近暇を見つけては(いえ、なくても)鬼のごとく、阿修羅のごとく、ガンガン-さすががん患者というぐらい-ガンガン登録しまくった。 (いったい、原稿はいつ書くんだ?と疑問をお持ちの賢い読者の方々。 忙中閑あり、登録中閑あり、の時間に書くのだよ。ぅわはは) おかげで親指は腱鞘炎気味。目はしょぼしょぼ、肩はガチガチときたもんだ。 誰かかわりに原稿書いてくれ。無理か。無理ならかわりに登録作業をやってくれ。 いや、私がやらねば。 昨日も長時間の会食があって、帰りお腹の具合が微妙になってきた。そうそう、この近くにあったはず、とデータベースから検索(携帯でも見られるんですよ。オホホ)、きれいなトイレのやさしいお湯が私を救ってくれ、無事に家まで帰り着くことができた。 そんなわけで、まだまだ続く、ウォシュレットハンターの日々。 めざせ、1000件。 ところで肝心な話。 最近座ったときなどに、ちょいと尾てい骨のところに鈍い違和感を感じるようになってきた。痛みとは違うけど、へんな感じ。検査ではなんともないけど、最近読んだ大腸がんの本でそうした局所再発の症状が載っていた。やだなあ。 ・・・そいやこの前の検査結果をちゃんと聞いていなかったので、聞きに行ってこようと思う。 |
今日は取材で渋谷の電力館に出かけた。
3階が女性向けのフロアーにリニューアルするそうな。 いろいろワクワクするような「仕掛け」があるのだが、中でもトイレにはうるさい私が食いついたのが、自慢のパウダールーム。 個室は3つ、赤い内装がモダンである。便器は一体型のINAXのサニティスというシャワートイレの最新モデル。 「機種は何番だ?」と、好奇心満々でつい覗いてしまうと、センサーが察知して便器のフタが開いた。うろたえる。 同時に、音楽が聞こえてきた。うぬぬ。ショパンのノクターンじゃん。 隣の個室も覗いてみる。またフタが開く。そして音楽が。曲名は忘れたが、違う曲。 ならばと残った1つも覗いてみる。またフタが開いた。曲は・・・違う曲だ。 なんとこじゃれた仕掛けなのじゃ! うれしくなって広報の方と、施行会社の方担当者に 「個室にはいると音楽が別々に流れるんですね?」と確認すると、 「ええ?初めて知りました」という答だった。ちなみに2人とも男性。 トイレに音楽を流すという発想自体がないのかもしれない。 このフロアーは女性がデザインしていて、その人にお話を聞いた。 そもそもトイレはここまでする予定ではなかったらしいが、その重要性を主張し、採用されたそう。結局、授乳室やフィッティングルームもついたスペースになった。 「トイレだけでも利用したくなりますよね♪」といったのは、本音だ。 リニューアルオープンは来月末の予定。 さて、帰ってきて、メールを開くと先日送った「一網打尽大作戦」の回答が送られてきていた。 ***イトーヨーカドー様*** ご丁寧に設置店の情報をエクセルにしていただきまして、ありがとうございます。 「ぜひご利用下さい」とあったので、利用させていただきます。 排便障害でさすらいのウォシュレットハンターになってから、トイレひとつで企業・店の考え方が感じられるようになってきた。 例えばおしゃれな某外資系のカフェにはほぼ間違いなくウォシュレットがない(一見ムダだからね)。逆に超庶民的な居酒屋にあったりする。 なかなか面白いのだ。 |
大腸がん手術後の宿命ともいうべき、排便障害を抱える私。
さすらいの温水洗浄式トイレハンターである。 (ああ、まどろっこしい。ウォシュレットハンター、もしくはシャワートイレハンターの方が通じやすい) 例によって自分で作ったデータベースにコツコツ発見情報を登録しているのだが、コツコツもいいけど、一気に集めたいという野望も捨ててはいない。 そこで一網打尽大作戦を敢行。 まず、よくみかける店の本部にメールで照会してみた。 といっても送ったのは3件。1件は調査した上で回答する、と返事がきた。 もう1件は丸井。常日頃、全国にちらばる調査員から(笑)「丸井は設置率が高い」、と報告を受けていたので、その確認をしたわけ。 昨日、「全店設置を確認しております」との返事が来た。 パチパチ・・・そのポリシー、レスポンスの速さ。顧客サービスの見本だっ! 別のアプローチもしている。情報が不足している東北の情報を探していると、仙台を中心にした「シャワートイレ情報」の同じようなデータベースを見つけた。 それは「仙台UCD会」というクローン病患者さんの会のサイト。がんとは違うけどやはり同じような立場から、温水洗浄式トイレを求め、情報を集めたページがあった。 情報を転載させて欲しい旨を管理人さんに連絡すると快諾を受けた。しかも近く同サイトを閉鎖する可能性もあるとのことで、情報の継続をしてくださるなら、うれしいと言っていただいた。 これもひとつの縁だ。大事にしていこう。 と、いっても1件1件登録する手間は同じだから、実は一網打尽とはいかないんだけどね・・・ |
さっきテレビでオランダでは女性用の立ちション紙容器が普及しているってやっていた。
野外イベントではとくに、トイレは深刻な問題だ。2004年、ちらりと「ツール・ド・フランス」へ出かけたとき、トイレが見つからず焦った。 オランダではそういう野外イベントの時、女性は立ちションをするんだという。だからトイレの行列ができないんだとか。女性用立ちション用トイレなんかも映っていた。 ありえーーーん。 やっぱり何事も平等、ジェンダーフリーのお国柄だろうか。容器は日本でも来年発売される予定だそうだが、たぶん普及しないと思う。 アウトドアで緊急の場合は、人目に付かないところに隠れてしゃがむと思う。日本女性の場合、和式トイレでそれなりに訓練されているからだ。 そういえば、野外でおしっこしたのは、大人になってからは中国で一度ある。 ものすごいイナカで、公衆トイレが殺人的に汚かった(らしい)。野外でおしっこした方がくさくないし、断然よかったからだ。 堤防沿いの草むらで、遠くに放牧されている牛を眺めながら・・・ ちなみに私は「立ちション」経験者でもある。 入院中、手術の後遺症で排尿障害があったとき、管を膀胱に通していた。 先にマグネット式のフタがついていて、トイレに行ってフタを取ってするんだけど、体勢からして立った方が楽だったからだ。 男の人ってトイレが楽だなあ。 つくづくそう思った。 本当に妙な体験だった。 はっ!! ありえなーい。と最初思ったけど、実はオランダ女性に近い経験はしているんだ。 |
先日、元同僚たちとの新年会のことだ。
「私の行っているスポーツジムのインストラクター、変わった人でオーリングしながら指導してくれるの」。 オーリングで悪い体の部分をチェックして、必要なトレーニングメニューを指導してくれるらしい。面白いから通っているんだそうだ。それが高じて彼女自身も少しオーリングができるようになったらしい。 なんて面白いスポーツジムだろう。 また別のお友達。 「私が今行っている歯医者もオーリングテストするよ~」 地元で行った歯医者さんがたまたまやっていたらしい。最初はなんて怪しげな歯医者だと思ったそうだけど、オーリングで問題点がわかり、治療してウソのように肩こりが治ったそうだ。 なんて面白い歯医者だろう。 さて、私はというと。 今日は本年最初の「クラニオ・セイクラル」の治療を受けに行った。 その先生も10年以上前、最初に行ったときはオーリングをやらされた。 だけど、今はやらない。 技術が進化して?それをやらなくても、まるでレントゲンのように体の悪いところが少し触れるだけでわかるようになったらしい。 今日言われたのは、下痢の影響でS字結腸が炎症を起こしているらしい。 そいえば、昨日夜中、一気に水を飲んだ影響で、少しピーちゃんだった。 ここんところヒザが痛くて、寒さと歳のせいかと思ったら、それは腸の炎症の影響であり、さらにその根本原因は肩のこわばりとリンパの流れの弱さだということだった。いつもは1カ月後なのだが、今後症状がでる可能性があるので、次は3週間後に来るように言われた。 私の先生も十分コワイのだ。 だけど、ちょっとうれしくなるのは 「去年の今頃はすごく腸にストレスがあって、不安定だったけど、ものすごくよくなっている」とのこと。そいえばあの恐怖のイレウス、1年ぐらい体験していないもんね。 |
昨年末、一番のプリンターの活躍どきに瀕死になってしまったプリンター。印刷するたびにヘッドクリーニングして延命措置を施し、なんとか年賀状印刷の大役を果たすことがてきたが、さきほどついにご臨終。享年5年。
実はこれより少し先、同時に買っていたFAXが、送信も受信もできなくなり、タダのデカイ電話機と化していた。いわば脳死状態。 ということで、勢いで複合機を購入! 1台で電話もFAXもプリンターもスキャナーも(うちのスキャナーはまだ使えるけど古い)って欲張りすぎているから故障したときが怖いけど。(ちゃんと5年保障つけました)。 しかし、なんでこうモノって同じ時期に壊れるのか! |
ワールドカップに向けて少しずつ計画を立てだした。
私は観光もしたいと目論んでいるので、いろんな旅行記を探していると・・・ 「3Bを訪ねる」というテーマで旅した人の旅行記が見つかった。 そういう旅もあるんだな。 一方、スタジアムと応援のことが思考の90%を占めるスタオくん。 試しに聞いてみた。 「ねえ、ドイツの3Bって知っとる?」 「ビール?」 (≧∇≦)ぶぁっはっはっ!! たっぷり笑わせてもらった。 あとでちゃんと正解がわかったけど、しかし期待通りの答え。 スタオくんにとってドイツでのBといえば、ビール。 3Bなら、 「ビールとビールとビール!」 どうやら頭の中、残り5%ぐらいはビールなのだった。 ところでお腹の問題でビールが苦手な私としては、ビールの国で何を飲めばいいのだろうか? (またネタにした、と怒られそうな予感がしつつ、ネタにした) |
昨日のウォーキングがお腹を活発にさせたのか、夜からガスが多くなった。
ランチを食べた後、いつも飲む「ザ・ガード」を飲み忘れた。 昼間は仕事のおじさんが、「飲むヨーグルト」をくれたので、喜んでいっきに飲んだ。 お正月、かなりコロコロ便だったので、腸が活動するのはいいことだと思い、つまり、ちょっと油断していたのだ。 帰宅するころ、いよいよお腹が元気になり、ガスがしょっちゅうでる状態に。 はずかしながら病気の後遺症か、体質か私はガスが多く出る。こんなとき外出しているとそれはそれは気を使う。 人がいないところ、あるいはごまかせようなところなら、ぶ!ってやって「ガス抜き」しているんだが(あ、言っちゃった)できない場合は多い。 帰りの地下鉄の中。すぐ後ろにおじさんが立っていたけど、本当はこう言いたかった。 「近づくな危険!」 約35分、粗相をしないようにお尻に全神経を集中させた。 脂汗をかきながら、こんなとき「アレ」がお尻につけられたらいいのに、と思った。 人工肛門だったときに、お世話になった「ガスクリン」。 ガスクリン(商品名)はドーナツ型になった活性炭のクッション剤。 パウチにつけて、そこにつまようじで小さな穴をあける。 普通は便と同じでガスもパウチにたまる。ふくらんだらパウチをあけて、ガス抜きしなきゃならない。だけど、こうした穴を開ければガスが自然に抜けていく。そこにガスクリンをはるのだ。ガスでパウチがふくらまず、ガス抜きもいらないから、すごく楽だった。おまけに活性炭でガスのニオイもしない。(多少はあったかも?) ああ。あれがほんと、今のお尻につけられたら・・・ で、さすがに35分ガスをがまんできるはずはなかった。 周りの人、やっぱり気がついちゃったかな。 |
前回、「涙そうそう」でペースがつかめず、5キロで中断したウォーキング。今日はいつものMDを見つけ、早めに出かけた。
休日だからか、ダラダラなウォーカーも多く、一周(=1キロ)10分弱。わりとゆっくりなペースだ。 ところが一周半したところで一人のウォーカーに抜かされた。 頭がはげていたから、私より年上と思われる、おじさん。 がぜんライバルが現れると燃える私。おじさんは私のペースより早いぐらいだったので、ペースメーカーとしてはうってつけだ。1メートル後にぴったりついて歩くことにした。 前を見るとおじさんのはげ頭がみえるので、視界としてはあまりビューティホーじゃないが、少し油断するとあっという間に差が広がってしまうので、ペースは当然あがった。すごいぞ、自己最高記録かもと思いきや。 が、4周半目で突然おじさんは走り出した。 待って、待って、置いていかないで~ 一瞬とても心細くなった。そうは言っても走るわけにはいかないので、それからは孤独に歩く。だけどかなりいいペースで歩いたため、結局kペースも落ちずに目標の「7キロ」を歩いた。 64分02秒。自己ベストは63分台だけど、ほとんど自己ベストに近いタイム。 おじさん、ペースメーカーになってくれてありがとう(本人はまったく知らないだろうが)。 道連れ、パートナーは大切だねえ。ウォーキングしかり、人生しかり。 (あと、やっぱりBGMもね) |
毎度毎度のネタだが、ついに「全国ウォシュレットデータベース」が300件を突破。パチパチ!!
自分で取材?して登録するのはもちろんのこと、友人、同じ障害を抱える人、インターネット上での協力を得て、最近どーんと登録件数が増えている。 んで私なりに、温水洗浄式トイレが設置されている傾向をまとめてみた。データベースにはまだ載っていなくても、ここを探せばもしかしたら、という「確率の高い場所」なので、ご参考に。 ******************************** イトーヨーカドー イオングループのショッピングセンター 高島屋 三越 伊勢丹 新しい複合ビル、大規模ショッピングセンター、あるいはリニューアルした商業施設 すかいらーくグループ(ガストなど)のファミレス ジョナサン サイゼリア デニーズ さと 大手チェーンのパチンコ屋さん(行ったことがないので・・・) お役所のユニバーサルトイレ ********************************* こんなところでもしも発見したら、ご報告くだされ。 それになにげなく、楽天で海外のホテル検索をしてみたら、 なんと「温水洗浄式」で500件もヒットした。 最近、中国や韓国の高級ホテルで普及してきたのは知っていたが、それほどまでとは思わなかった。この2カ国はおそろしい件数が出てくる。しかーーーも、ヨーロッパもチラホラ発見、マドリードだけで3件あった。 うーん。普及はうれしいけど、これを全部登録するとなると、かなり力仕事になるので、今は保留。 実はまだかなり未登録の物件があるのだ。 多くは、最近増えている「ユニバーサルトイレ」についているケース。 かつては「身障者用」「車いす対応」とか言っていたけど、以前書いたように、オストメイト用の機能やおむつ交換台など、とにかくいろんな人が使えるトイレ。それを「バリアフリー」とか「ユニバーサルトイレ」というようになったようだ。 「どなたでもご利用できます」とちゃんと書いてあれば、見た目が普通な私たちだって堂々と利用できる。で、そんなトイレに温水洗浄式便座がついているケースが結構あるのだ。 そんなわけで、海外での普及&ユニバーサルトイレの普及はとってもありがたいトレンドなのだ。 最後にいつも協力してくれる方、どうもありがとうございます。 |
お正月、だるだるにダルメシアンだった自分にカツを入れるため、久しぶりにウォーキングしてみた。もちろん今年の「初歩き」だ。
いつも歩いているときに聞いている「レアル・マドリード応援歌集」のMDが年末の掃除のどさくさで見つからず、見つけたMDは「夏川りみ」だった。 いつも歩いている公園のコースは寒いし、もう暗かったこともあって、私が一方的にライバル視してペースメーカーになってもらうウォーカーは見つからず。何人か“本気と書いてマジと読む”ランナーが黙々と走っているだけだ。 ニット帽で耳をすっぽり覆っているから、MDの音もしっかり頭の中に響く。透明な歌声の沖縄ソングは、寒いなか聞くと少しそれが和らぐ感じ。 快調に飛ばしていたのだが、やがて“本気と書いてマジと読む”ランナーたちもいなくなり、暗い公園のコースにただ一人、心細くなってきた。 そこへあの曲。「涙そうそう」になった。 「ふーるいアルバムめ~くり♪」 聞いているうち、不覚にも涙がでてきた。歌詞をじっくり聴くと、たまらないんだった。 うわあ、何やっとるんだ、私は。と思いながらも、涙がとまらない。 さすが、「涙そうそう」だ。 ただし、泣いているウォーカーなんて不気味すぎる。ウォーキングには向かない曲だ。 というわけで、5キロで挫折した。今度はいつものMD探して持っていこうっと。(曲のせいにしている、とつっこまないように) |
正月恒例の親戚宅へのおよばれ。それはかなり憂鬱なお務めだ。
一昨年は退院直後だったので帰省しなかったし、去年はお腹の調子が悪いから、とパスしたために3年ぶりとなった。 憂鬱になるのは、いろんな理由があるのだが、今年もやっぱり、近所の人の話、昔の家族の話になった。キタキタ・・・これもその理由のひとつ。 名前を言われてもピンとこない人の話を延々とされても、オモロイはずがない。(イナカでは苗字でなく、名前で言った方が誰だかわかるらしい) いつの間にか、秀才だったらしい「和子さん」の話になった。 「和子さんって誰?」 和子さんは父の姉、つまり私のおばさんにあたるそう。若いころに亡くなっているので、私は写真ですら見たことがない。名前も墓碑銘で見た記憶がある程度。 「1枚、髪をきれいにして晴れ着で、写真館で撮った写真があるよ。あそこの○○さんが彼氏でね、帰ってきたら結婚するはずだったもんで」 へええ。 写真は婚約者の○○さんが出征する前に、2人で撮ったものだそうだ。和子さんは16歳。 が、運命は和子さんに無情だった。和子さんは病気で死んでしまう。 戦争が終わって○○さんは帰ってきて初めて亡くなったことを知る。 「せめてお仏壇にお参りさせてほしい」と仏壇に長い間手を合わせていったそうだ。 2人を引き裂いたのが戦争という時代、そして病気と死・・・セカチューも真っ青、純愛悲恋物語。 ぐぐ、ドラマだ。 ちなみに○○さんは、近所にご健在。あのおじいさんにも悲しい青春あり。 悲恋とは無縁のような、うちの一家にもこんな話があったのだな。 つまり、こういう話は戦争中、はいて捨てるほどあったのだと思うと、暗い気持ちになった。 写真を見たいと思ったが、物置の奥深くにあるというので、また今度用意しておく、ということになった。 そのときにでももっと詳しい話を聞いてみよう。 イトコも「今度は録音できるやつ、もってこやあ」なんて言っていた。 ・・・あれ?初めて来年もこようか、という気になったぞ。 |
あけましておめでとうございます。
田舎にてやることもなくくすぶっております。 今年はなんといってもワールドカップイヤーなので、ドイツで生観戦が目標なのだが、それも私が元気で調子よく、ラウールの怪我が治ってこそ。 要するに、 「身体健康!」 でいきたいと思う。 |
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